牛久沼の水ってのんでみるとザリガニのにおいがするんだ ライフジャケットつけてて良かったよ

昨日なにげなくフェイスブックを見ているとMaritimeの広告が目に留まりました。
Maritimeは日本でいうと海上保安庁でしょうか。
内容はライフジャケットについてです。

現在ライフジャケットの常時着用は完全に強制ではありません。
陽が沈んでいる間や外洋などの限られた条件下においてのみとなっています。
内湾だと他のボートでのライフジャケット着用率は半分以下です。

ですがライジャケ未着用での死亡事故が絶えないので5年後を目安に法律を改正するため妥協点を見出そうとしているようでアンケートで意見を募っていました。

ところで自分にはボートからの落水経験があります。
場所は茨城県の牛久沼でした。98年頃で6月の蒸し暑い日の出来事でした。

レンタルボート(たまやボート)で出船し、仲間内でのバストーナメント中のことです。
ライブウェルに40Lサイズのクーラーボックスを準備して、ボート内で座席の後ろにクーラーボックスを縦に置いて、その両脇にロッドを置くスペースをつくりました。

最後部に横向きに置くのが一番安定するのはわかっていたのですが、それだとクーラーボックスを開けるたびにロッドが持ち上がって邪魔になるので縦置きにしたのです。

クーラーボックスの底面には、滑り止めのゴムが四隅についていたので大丈夫だろうと考えたのですが、アシ際にほんのちょっとだけエレクトリックモーターを動かさずに近づきたくてボート内で斜め前に一歩足を踏み出したら、水を張ったクーラーボックスが突然ずれてボートが傾きそのままバランスを崩して頭から水の中に落ちました。

足はつくくらいの水深でしたけど、落水した直後は水中でどっちが上か下かもわからないし水は飲むわ咳き込むわ、かけてたメガネは水没するわで大変な目にあいました。
その後10分ほどかけてボート内から落ちた1セットのタックルを靴を脱いで胸まで水に浸かって裸足で探り当てましたが、メガネはとうとう見つからず仕舞いでした。

そのまま帰ろうかと思ったんですが何とか気を取り直し、その日のトーナメントで優勝して賞金でメガネを買いなおした記憶があります。
今から考えればボート屋から借りた迷彩柄のライジャケを着ていたので溺れずに済んだのだと思います。その後、自前のライフジャケットを買ったのは言うまでもありません。

いま、ボートに乗るときには常にライフジャケットを着るようにしています。
ボンベ式の場合、1年に1回の点検が義務付けられていますが、フックがいつの間にか刺さって穴が開いているかもしれないので、常時浮力があるタイプのものに変えようと適当な品物がないか探しているところです。

こっちに来てからの落水経験はありませんが、友人のアルミボートが走行中にブイに衝突し、前に乗っていた人が投げ出されたことがあって、落水されたその方も落ちた瞬間は方向感覚は全くなくて、ライジャケは自動膨張でないほうが良いのでは、とおっしゃられていました。

不慮の事故はいつ訪れるかわからないのであって、ボート上ではいつその時が来てもよいように備えておくのが無難ではありますが、一度危険な目に遭わないとなかなか備えようという気にはならないものです。

最近のYoutuberは岸釣りでもウエスト式のライジャケを着けていてエライなと思います。
パン鯉で魚釣って逃がそうとしているうちに膨らんだりとかね。

ボートに乗って釣りするときはレインウェアで暗い色調のものや黒い服は避けたほうがいいですね。
落水漂流して暗くなったら見つからないから。
それから日本では仏さんになって見つからないと死亡保険金が支払われるまでだいぶ時間がかかるそうなので、気をつけたいところではありますね。


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