オーストラリアシドニーで違反や罰金を防ぐために路上駐車で気をつけたい標識とは 

車でどこかへ出かけるときには必ずどこかに駐車して車を離れる必要があるわけです。行き先には駐車場がなく路上駐車となる場合も多くあります。

路上駐車をするにあたり気をつけたいポイントを、今回はよく見る4つの標識に的を絞って詳細をお伝えしたいと思います。

<駐車できる場所とは>

まず路肩の標識を確認しましょう。
一般の車が路上駐車できる場所には画像のような緑字の標識があります。

画像A

画像B

1/2P    2P   が意味するのは1/2Pであれば30分、2Pであれば2時間までの駐車が可能ということです。その下にはそれが適用される曜日と時間帯が示してあります。

繁華街周辺の路上駐車スペースはほとんどが有料です。
駅に近い、交通量の多い場所のほうが駐車料金は高くなります。
住宅街では大半が無料となりますが、そのエリアに住まわれる人には常時駐車できる許可証が発行されており、車のフロントウィンドウに許可証の貼付が義務づけられています。
許可証のない車が標識の時間を超えた駐車をしていると切符を切られます。
住宅地で標識がなくても交差点から10m以内に駐車するのは違反ですので気をつけましょう。

Aの画像は月曜日から金曜日の8:30am-6pmまでは2時間の駐車が可能でAuthorized residents vehicle excepted(許可証のある住人の車を除く)となっています。
この場合一般のクルマは夕方6時以降であれば翌朝8時半までの連続した駐車が可能です。

有料の場合には画像Cのように”TICKET”と標識にあります。その場合にはチケットを買い求めましょう。
すぐそばの歩道に券売機(画像D)が必ずありますので駐車時間を選びチケットを購入し、車のダッシュボードに必ずプリント面が見えるように置いておきます。
大半はチケットを発行するタイプの券売機ですが、車のナンバーを入力するタイプや駐車スペースの番号を入力してお金を払うタイプもあります。その場合チケットの発行はありません。
コインまたはクレジットカードでの支払いですが機械によってカードのみの場合もあります。

画像C

画像D

<NO STOPPING>

画像BおよびEの赤い標識です。読んで字の通りです。矢印の向きの場所には緊急時を除き、車を停めてはいけません。

画像E

<NO PARKING>

画像Eの白地でPに赤丸で斜線がしてある標識です。基本的には駐車禁止ですが、乗客の乗り降り、もしくは荷物の積み下ろしに限り、2分以内で車から3m以上離れなければ車を停めてもよい場所となっています。

<LOADONG ZONE>

トラックやバンなどの商用車が荷物の積み下ろしをするために設けられているスペースです。
短時間での乗客の乗り降りであれば商用車に限らず停めることはできますが、一般の方が買い物で買ったものなどを積むために駐車するのは認められていません。基本的に商用車のためのスペースです。

<レンジャーとは>

駐車違反は警察でなくロードレンジャー が取り締まっています。背中にRANGERとかかれた黄色い蛍光色のジャケットにAkubraを被った格好で徒歩および車で巡回しているのをよく見かけます。
住宅街では長く駐車してそうな車のタイヤにチョークで印をつけておき、再度巡回時に規定時間を超えた駐車と判断すると違反切符を発行し、フロントグラスのワイパーに挟んで去っていきます。
有料のスペースでチケットがない場合やチケットがあっても時間切れになっていればすぐに違反切符が切られます。
発行前にデジカメで証拠写真を撮る場面をよく見かけますし、中にはユーチューバーのように胸にカメラをつけ常時撮影している人もいます。

またレンジャーは車の駐車違反だけでなくタバコのポイ捨てなども監視しています。

<最後に>
駐車違反した場合、罰金は駐車料金に比べとても高額です。少しの間であっても車を離れる場合には、所定の場所に駐車してきちんと料金を払うに越したことはありません。
標識の意味をきちんと理解し「ついうっかり」とならないように心がけましょう。
Parking rules – Parking safely – Safety and rules – Roads – Roads and Waterways – Transport for NSW

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