オーストラリアシドニーウーバー。ウーバーってなんで日本にないんだろう

オーストラリアは南半球に位置しますから8月のシドニーの季節は冬です。最低気温10℃最高20℃くらいの日々が続いています。

例年7月から8月にかけてはめちゃめちゃ暑いのがわかっていても日本に帰ります。もうシドニーに住み始めて15年以上経ちますが、こちらでほとんど冬服を買ったことがありません。日本ではお盆ころには早くも秋冬の服が出回り始めますね。一時帰国時にユニクロで薄手のダウンなどを買えば2~3年(いやもっとか)はもちますし。ユニクロは住んでいる近くにお店がありますが日本みたいに週末ごとにセールで安くなったりすることはありません。

アパレルではワークマンが品質も良くて値段も信じられないくらい安いですね。早く一時帰国してワークマン直行したいです。

ところで釣りが好きな自分にとって釣れる魚が限られる冬のシドニーはとても退屈です。だから毎年7-9月の間にひと月くらい休暇をとって日本に帰るのですが、何年か前よりシドニーの秋冬に当たる6月から10月くらいまで日本で働くことができないものか、と考えていました。

そんな時ふと目にしたネット記事で、訪日客相手に有料でガイドをするための「通訳案内士」という国家資格が2018年に廃止となり、だれでも有償で外国人向けにツアーガイドができるようになったということを知りました。

「これはいいんじゃないか」

過去に釣具店勤務だった経験もありますのでお客さんの希望で船釣り、磯釣り、ルアーフィッシングなどいろいろなタイプの釣りに対応し、釣り場に連れて行って楽しんでもらうことができるんじゃないかと思いました。

ですが多くの方がご存じだと思いますが、日本ではお客さんを乗せて運転するのには2種免許が必要で、また緑色や黒地に黄色文字の営業ナンバーでなければ運賃をとっての営業はできないのですね。

日本人って日本語しか話さない人が大半なんですよね。だから例えば外国の人が日本で船釣りをしたいというときに、船宿ではほとんどが予約は電話での受付で、その時点で大きなハードルになっていて、もしかしたら船宿のホームページ上で予約は取れるかもしれないけれど、実際の船の上では言葉の壁が厚く立ちはだかることが予想されるんですね。

さらに一番のネックは遊漁船の出船って朝はやいんです。3時半集合4時出船とか、外洋に面するところでは殆どが日の出前の出船が当たり前なんです。初めて行く船宿って勝手がわからなくて特に船の停泊場所とかね、例えば千葉の大原港みたいな多くの遊漁船がある港だったら早朝に到着した外国人にはわけわかんないと思いますよ。

でもそこで白ナンバーの自家用車でお客さん連れて行ったら犯罪になってしまうわけですよ。

タクシーかハイヤーで行きます?近距離ならいいですけど1時間タクシーに乗った料金考えたら現実的ではありませんね。

何歩かゆずってお客さんを乗せるにあたり2種免許は必要かもしれないけれど、普通車での送迎ができない限りは通訳案内士の資格が不要になったところで外国人向けの旅行ガイドをやる人は増えないんじゃないのかな。

日本という国は都道府県ごとに特色があってそれぞれちがった農産品や水産物の食文化がある世界でもまれな国だと思うんです。観光で日本を訪れる外国人は、特にリピーターの方たちはよりディープなものを求めて来られるのは間違いないでしょう。そういう人たちをそれぞれの分野の知識経験を持つ方が自家用車で案内して報酬が得られるのであれば、特に地方に住んでいる方々にとっては所得の向上につながると思うんですよね。

日本でウーバーができれば地方の観光業は潤うとおもいますよ。

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