オーストラリアシドニーウーバー Mosmanから楽器を運ぶ

ある土曜日の午後、Mosmanで若い女性を乗せる。
ピックアップポイントに着くと家の入口に電子ドラムのセットがある。

玄関先から車まで10mくらいだったが2,3回往復して無事トランクに積み込んだところで目的地に出発。行き先はBrookvaleである。
助手席に乗った彼女は走り出してすぐ自分にお礼を言うのだった。

自分の前に来たウーバードライバーに荷物を運びたいと伝え、楽器を見せたらそのまま走り去ってしまったそうだ。まぁ普通のドライバーはそんなもんである。もらえるお金は決まっているので余計なことはしたくないのだろう。

日本では当たり前のことをオーストラリアで行うとエクセレント、と言われることが多いものだ。
例えば入居先での電気ガスの工事や家具の配達などが、予定されている時間通りに来て終わったらそれは大変優秀でありラッキーだ。
今日中に終わらない、今日はやっぱり来れない、など結構頻繁にある。
お店で購入した家具や電化製品などの配達予定はほとんどの場合、何時ではなくAMPMである。
一日到着するのを待った挙句、やっぱり今日は来れないと電話を受ける。よくあるパターンである。

そういった不便は以前に比べたらだいぶ減ってきたけれど、日本の感覚のままでいたら苛立ちは募るばかりだろう。日本で普通のことが外国では普通じゃないのである。

女性は20代半ば、快活で育ちがよさそう。目的地に向かいながら他愛のない会話を交わしたが、職場の同僚に日本人がいて仲良くしていること、 お兄ちゃんが今はイギリスにいて家族が離れて暮らすのはやっぱりさびしい、など初対面の自分に屈託なく話してくれる。
いい娘なんだな。


目的地の楽器店がなかなか見つからず一画を2回ほど巡って到着。荷物を入口まで運ぶのを手伝ってあげる。お礼をしたいというのを固辞して次のリクエストに向かったが、あとで気づいたら5ドルのチップが振り込まれていた。

ありがとね。

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